2014年8月22日金曜日

OpenStack grizzlyのURL変更について

fedorapeople.orgでgrizzlyのパッケージなどが公開されていたが、
URL変更がされて以前のURLではOpenStack grizzlyをインストール出来なくなってしまった。

無理にgrizzlyに拘る必要もないが、動作が軽く比較的安定していることもあり、
grizzlyを用いたい場合がある。

新しいURLになっても、grizzlyのインストール方法はほぼ変わらず、URLを変更するだけである。

まず、release-grizzly-3.noarch.rpmの場所が変わったため、以下のコマンドに変わった

[1]

[before]
# yum install -y http://rdo.fedorapeople.org/openstack/openstack-grizzly/rdo-release-grizzly-3.noarch.rpm

[after]
#yum install -y https://repos.fedorapeople.org/repos/openstack/EOL/openstack-grizzly/rdo-release-grizzly-3.noarch.rpm

アドレスにEOLと書かれているので、End of Lifeの略だと思われる。
要するにサポート終了。

リポジトリは変更しなくてはならないので、書き換え
#vi /etc/yum.repos.d/rdo-release.repo

[before]
baseurl=http://repos.fedorapeople.org/repos/openstack/openstack-grizzly/epel-6/

[after]
baseurl=https://repos.fedorapeople.org/repos/openstack/EOL/openstack-grizzly/epel-6/

そのあとのコマンド↓は変わらない
#yum install -y openstack-packstack

[2]

あと、Ansファイルの書き換えも必要
Ansファイルを開き、CONFIG_REPO=を↓に書き換える

# A comma separated list of URLs to any additional yum repositories
# to install
CONFIG_REPO=http://repos.fedorapeople.org/repos/openstack/EOL/openstack-grizzly/epel-6/



あとは、#packstack --answer-file=ans.txtでAnsファイル指定して実行すれば、
以前と変わらずOpenStack grizzlyをインストールできる。