自分のため、覚書(しかもCloudStack管理サーバのみ)なので、
細かいコマンドとかは省いているのでご了承を。
大体は、CloudStackのドキュメントとか見ればいいと思うよ、
もっとも、Linuxに慣れている人なら心配はないと思うけど。
用意するもの
- 実機 or 仮想マシン
- CentOS6.4のCD or ディスクイメージ
手順
・まずは、CentOS6.4をインストール
インストールが終わったら、
#yum -y update
・IPアドレスを固定化をする
・ホスト名がFQDNで解決できるか確認
#hostname -f
cloudstack.comなど、自分が設定したホスト名が返ってくればOK
・SELinuxの設定を変更する
設定ファイルを開く
#vi /etc/selinux/config
↓の項目の=以降をpermissiveに変更
SELINUX=permissive
・NTPの設定を変更
# vi /etc/ntp.conf
↓の項目のserver以降を適当なNTPサーバに変更
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
/etc/selinux/config の中身 |
#service ntpd restart
#chkconfig ntpd on
・再起動する
#reboot
・リポジトリの追加&パッケージのインストール
# vi /etc/yum.repos.d/cloudstack.repo
↓の内容を書き込んで保存
[cloudstack]
name=cloudstack
baseurl=http://cloudstack.apt-get.eu/rhel/4.2/
enabled=1
gpgcheck=0
#yum -y install cloudstack-management
#cd /usr/share/cloudstack-common/scripts/vm/hypervisor/xenserver
#wget http://download.cloud.com.s3.amazonaws.com/tools/vhd-util
・MySQLのインストール
#yum -y install mysql-server
# vi /etc/my.cnf
↓[mysqld]の下に設定を追記
[mysqld]
innodb_rollback_on_timeout=1
innodb_lock_wait_timeout=600
max_connections=350
log-bin=mysql-bin
binlog-format='ROW'
#service mysqld start
#chkconfig mysqld on
引き続き、MySQLの初期設定
初回起動時はrootのパスワードを設定をするか聞いてくるので、
適当に設定する。(ここら辺は、英語読めば分かるので、説明を割と省いてます)
ここでは、分かりやすいように「123456」と設定したと仮定。
#mysql_secure_installation
実行すると、いくつかY/Nを聞かれるので、
Disallow root login remotely?は"N"
それ以外は"Y"を入力
MySQL 初期設定1 |
MySQL 初期設定2 |
以上で、MySQLの初期設定は完了!
・CloudStackのセットアップ
MySQLの設定が終わったので、今度はCloudStackのセットアップを行う。
引数は、 cloud ユーザーに対してのパスワード(適当でいい)
MySQLのrootパスワードを設定している。
#cloudstack-setup-databases cloud:123456@localhost --deploy-as=root:123456
実行すると、cloud、cloud_usage、cloudbridgeというデータベースがMySQL内に作られる
もし、処理の途中でエラーになるなら、SELinuxの設定などを見直す必要がある。
処理が、正常に終了したなら次のような表示が出て終了するはず。
セットアップが正常に完了した場合 |
最後に、このコマンドを叩いたらセットアップは完了
#cloudstack-setup-management
今回は、記事の量が長くなったので次回に続きます。
ここまでの道のり、お疲れ様でした。
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