前回の続き
・NFSの設定
商業利用では、ストレージ専用にサーバ立てるのが大多数だけども、
ここでは、管理サーバ内にストレージを作成。
まず、 nfs-utilsをインストール。
CentOSをupdateした場合は、既に存在している(かも)
# yum -y install nfs-utils
・ストレージ用のフォルダ作成
# mkdir -p /export/primary
# mkdir -p /export/secondary
新たにviでファイルを作成する
# vi /etc/exports
そして、↓を書き込んで保存
/export *(rw,async,no_root_squash,no_subtree_check)
エキスポートを実行する
# exportfs -a
設定ファイルを編集
# vi /etc/sysconfig/nfs
ファイルを開いたら、下記の"#"をはずす
LOCKD_TCPPORT=32803
LOCKD_UDPPORT=32769
MOUNTD_PORT=892
RQUOTAD_PORT=875
STATD_PORT=662
STATD_OUTGOING_PORT=2020
お次は、ファイアウォールの設定なんだけど、
今回はお遊びなので、ファイアウォールを無効にします。
(もちろん、あなたが使っているサーバが外部に公開されているならきちんと設定しましょう)
# service iptables stop
# chkconfig iptables off
今回飛ばしたファイアウォールをしっかり設定したいなら 、
cloudstack doc(4.5.6.2節の6を参照) にあります。
cloudstack4.0と設定は変わらないので、そこら辺は分かりやすいブログなり参照してください。
・NFSの自動起動設定
# service rpcbind start
# service nfs start
# chkconfig nfs on
# chkconfig rpcbind on
・システム仮想マシンのテンプレートの準備
# /usr/share/cloudstack-common/scripts/storage/secondary/cloud-install-sys-tmplt -m /export/secondary -u http://d21ifhcun6b1t2.cloudfront.net/templates/4.2/systemvmtemplate-2013-07-12-master-xen.vhd.bz2 -h xenserver -s -F
もし、ここで /usr/share/cloudstack-common/なんてフォルダが無いとか、
cloud-install-sys-tmpltが行方不明なら
# find / -name cloud-install-sys-tmplt
で探せばOK
・再起動
# reboot
・再起動完了後
ブラウザを開いて、CloudStackの管理画面にアクセスしてみる。
http://管理サーバのアドレス:8080/client
うまくいけば 下のような画面が表示されるはず。
CloudStack 管理画面 |
長い道のり、お疲れ様でした。
もし、CloudStackの管理画面が出てこない場合は、
httpdとかtomcatのサービスが実行されていないか、
ファイアウォールが邪魔しているのか、
はたまたCloudStack4.2が時代遅れになっているだけかもしれません。
(↑実際に本通りにCloudStack4.0をインストールしたのに起動しなかった原因が、
CloudStackのバージョンが古かったせいだったことがあった。)
とにかく、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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